ある事件

一刻も早く降りねばとあせったが、これがまたイタリアでなくても、外国という所はのんびりしています。


海外ツアーで毎回そう思う。


いや彼らがのんびりしているのではなくて、我々日本人がせっかちなのでしょう。


それはわかる。


しかし今は事情がちがう。


我々の目から我々のかばんはまったく見えない所にあるのだ。


私の脳裏を、ある事件がちらっとかすめた。


これはやはりイタリアでのはなし。


あるテレビ局の撮影隊が日本からやってきた。


どれだけの取材だったかは知らないが、ながいイタリアの旅も終わって、いよいよ日本へ帰ることになりました。


太陽の道をまっしぐら、北へ向かって走った。


車は大型ワゴン車。


さて腹も空いたことだしどこかレストランをと考えたが、イタリアのこの太陽の道ではレストランは空中に浮いています。


ということは、レストランが道路をまたいだようにして、つまり橋のようにかかっていると思えばいい。


だからこのレストランは見晴らしがいいなんていうもんじゃない。


豪快そのものです。


股の下をフルスピードで車が通り抜けて行くんだから。


ちなみに日本では、この式のレストランは、高速道路法によって許可されていない。


彼らはそのレストランへ入った。


しかし皆はあることを同じように考えて落ちつかなかったそれは、このイタリアの旅を始めるとき、イタリアに住んでイタリアの事情に詳しい人から聞いたはなし。


それは何なのか、次回に続きます☆

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